春を告げる雑草 オオイヌノフグリとハハコグサ

寒さがやわらいで陽射しがわずかに増してくる頃、まっさきに
道端で見かける花といえば俗に春つげ草とも呼ばれるこの
オオイヌノフグリでしょう。
もともとはヨーロッパ原産の帰化植物で、名前からは考えられない
小さな可憐な花を咲かせます。
(写真左)

春の七草のひとつハハコグサ(ホウコグサ)は、冬の間に芽を
出して春がくるのをじっと待ちつづける越年草で、日当たりの
良い場所なら早くから花を咲かせます。
茎にも花にも細かい綿毛がびっしりついていて暖かそう。よく見ると
葉の裏にも付いていて全体が白っぽく見えます。
写真右は藤沢の新林公園の入り口の石垣の間から咲いていたものを
撮影しました。
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